今回のキーワード 新卒 就職活動 経理
新卒で経理を志望した私の就職活動の全体像を解説します。
大企業の総合職にどのようなアプローチで内定を取るに至ったかの記録です。200X年の就職活動である旨ご承知おきください。
営業以外の職種を志望する場合はどのように就職活動をすればいいか、わからない方の参考になればと思います。
この記事は就職活動の~スタート編~【1/4】です。大学三年生の夏(7~9月)の話です。
もくじ
就職活動のスタートは会計士試験の挫折から
元々、私は就職活動をする予定はありませんでした。大学(MARCH~早慶上智のレベル)に入学てから、大学一年生のときから公認会計士試験の勉強を始めていたからです。
【関連記事】公認会計士試験を諦めて就職活動をするという決断
しかし、大学3年生の夏の会計士試験に落ちたとき、在学中の合格が難しいと判断し、就職活動をすることに決めました。この決断をしたとき、大きな挫折感を味わいました。
一度は会計士を目指し、将来は監査法人で働くカッコイイ自分像を想像していました。会計士講座の説明会では、講師である先輩会計士の話を聞き憧れを抱いていました。
そのようななか、一緒に勉強する仲間が順調に力を付けているのに対し、だんだん講義についていけなくなるのがとても辛かったです。大学に通ったり会計士講座の講義に行くのがストレスになりました。
入学する前は期待していた大学生活ですが、勉強もできないうえに彼女もできないという状況で、若いが故の苦しみがありました(笑)今になって思いますが、大学生の多くは同じような悩みを抱えているような気がします。
理想と現実のギャップに苦しみ、年に一回しかない試験にいつ合格するかもわからないと感じたとき、受験を辞めることを決めました。
“やめる”“あきらめる”という決断。これが私にとっての就職活動の始まりです。
会計の勉強経験をプライドを持ち就職活動スタート
就職活動の最低限の資金はアルバイトで確保
私の就職活動のためのお金事情ですが、まとめると以下の通りです。
- これまでのお年玉やお小遣いはそれなりに貰っていた
- 加えて大学生になってからは長期休暇にまとめてアルバイトしていた
- 実家に住んでおり都内の企業へは特急や新幹線を使わずに行けた
これはある程度恵まれていたと感じます。
スーツは3万円程度のものを2着買いました。母と一緒に、地元にある大手スーツ量販店で買い物をしたのを覚えています。今ではそのとき、母はどのようなことを思いながら付いて来てくれたのかなぁと考えてみると、感謝しかないです。きっと、長男である息子の将来が、少しでも明るいものになればいいと願いながらスーツを選んでくれたのだと思います。
落ちる理由になることはあっても受かる理由にはならないのでこだわりは、ほどほどにしておきましょう。
平均10万円~20万円程度必要とされている就活コストは十分なお金は用意できました。
長期休暇のアルバイトは、レストランのウェイター、家庭教師、印刷工場等、いろいろやりました。特にレストランの仲間とは、今でも付き合いがあり、お互いの結婚式に招待したり忘年会をしたりしています。
アルバイトの経験は、少しだけ自分の職業を考える参考になりました。
(立ち仕事だったり、待ち時間が長い仕事は向いていないと思いました・・・。なんとなくオフィスで働きたいと感じた記憶があります。)
後日、より大人になった今だから書けるような、お金事情をクリアにする術をまとめたいと思います。
まったく何も情報がないまま大型の合同説明会で就活スタート
大学三年生の夏は、周りの就職活動を始める時期だったので、私はちょうど他から遅れることなく就職活動を始めることができました。
新卒向けの就活サイトに登録し、そこで案内されていた東京ビッグサイト等、大型のイベント会場で行われる企業の合同説明会に参加しました。
スーツを着て、ほかの多くの就職活動をしている学生と一緒にイベントに参加するという経験は、就職活動の始まりを肌で感じる経験でした。
こうして会計士試験を諦めた私の就職活動は、フツーにスタートしました。次の記事では、大学3年生の冬から大学4年生の春、就職活動の中身について書きます。
【1/4】新卒で経理を志望したトミーの就活~就活スタート編~
どれも欠かすことのできないメリットだと思います。今でも参加してよかったと感じます。