JAL サクララウンジ カレー レシピを再現してみよう vol.2~決定版~

今回のキーワード JAL サクララウンジ カレー レシピ 再現  完成

2か月ほど前、JALのサクララウンジのJALオリジナルビーフカレーの再現を試みました。

JAL サクララウンジ カレー レシピを再現してみよう vol.1~試作版~

2018年3月26日

前回の反省を活かし、より完成度と再現性の高いレシピを試しました。結果は成功。興味のある方はぜひ再現してみて下さい。

前回足りなかったところをカバーする今回の変更点

マイナーチェンジを経て見直した食材一覧

前回の記事でも貼った外部リンクをよく読むと、JALの担当者の方のコメントから味に関するヒントがありました。

多忙な人ほど空港カレーをSNSにアップするのはなぜなのか?

上記リンクのインタビューのなかにある以下のコメントです。

現在の弊社のカレーは食べてみると舌先に独特の甘みを感じた後に、ふくよかな果実がやってきて、牛肉のうま味が広がり、最後にスパイスが長く口の中に残っていきます。この味がお客様に喜ばれています。

前回は、この果実のフルーティーな味が不足し、牛肉も牛すじを使用していたためうま味も不足していました。

結果、一部を入れ替え以下の材料を揃えました。

本来はルー1箱で4~5皿分ですが、このレシピで作ると、3~4皿分しかできません。

  1. ルー(S&B プレミアムディナーカレー中辛)
  2. カレーパートナー(マンゴーチャツネ)
  3. 水(200ml)
  4. トマトピューレー(デルモンテ リコピンリッチ 50g)
  5. 赤ワイン(100ml)
  6. 牛肉(肩ブロック 250g)
  7. 玉ねぎ(2つ)
  8. 人参(1本)
前回からの変更点は、以下の通りです。

  • カレーパートナーの種類をブイヨンペーストからマンゴーチャツネに変更
  • トマトジュースからトマトピューレーに変更
  • 牛肉を牛すじから肩ブロックに変更し増量
  • 人参を半分から1本に増量

【材料情報の補足】

1.ルーはディナーカレーのプレミアムを継続。プレミアムはフォンドボー入りです。

2.カレーパートナーは、マンゴーチャツネに変更したことで、より舌にフルーティーさが感じられるようになります。チャツネは煮込みペーストですね。

4.トマトジュースからトマトピューレーに変更しよりピュアにトマトの味を追加。

5.赤ワインは安いものでOKです。

6.牛肉は、牛肩ブロックを選択しました。カレー用として売っているお肉だと、煮込むとJALのものより小ぶりになってしまいます。自分でカットできるようにブロックにしました。

導入した新機材はブラウンのハンドブレンダー

調理器具でキーとなる2つの道具があります。

一つ目は圧力鍋です。前回も牛すじを煮込むのに使いました。今回は野菜と牛肉を柔らかくするのに使いまいした。

二つ目はハンドブレンダーです。野菜を細かくしてカレーに溶け込ませるために使用しました。

家庭で使える画期的な調理器具

圧力鍋とハンドブレンダー、これらは少し前までうちの家庭にもなかったものですが、縁あって使用するようになってから料理の幅が広がりました。時間と手間を掛けずに食材の調理が可能になり、今回もカレーのレベルを完成形へと押し上げてくれました。

決定版オリジナルビーフカレーの作り方

お肉と玉ねぎと人参をカットします

肩ブロックの牛肉を大きめにぶつ切りにします。圧力鍋で柔らかく煮ることができますが、一回り小さくなってしまうので、思い切って出来上がりイメージの1.5倍ほどの大きさでカットします。

玉ねぎと人参はみじん切りにしておきます。なるべく細かくしたいところですが、最終的にハンドブレンダーを使うので多少荒くても大丈夫です。

包丁の出番はこれでおしまいです。

圧力鍋で具材を柔らかくします

圧力鍋で大さじ1くらいの油を温め、お肉と野菜を中火で炒めながら軽くなじませます。私は、今回オリーブオイルを使いました。焦がさないようにササッと動かしてください。

1~2分ほど炒めたら、水100ml、赤ワイン100ml、トマトピューレ50gを入れ、そこにルーに付属しているフォンドボーを加えます。

火を入れながら混ぜてフォンドボーが全体に溶け込むのを確認します。

ここからお肉とお野菜を柔らかくするため、鍋の圧力機能を使って煮込みます。

私の使用しているT-falの圧力鍋では、写真手前のつまみ(圧力調整おもり)を「お肉」のマークにあわせます。

最初は強火で火にかけて、10分くらいするとピーという合図の音が鳴るので。中火に切り替えます。そこからさらに20分火にかけ続けます。お肉ほろほろの柔らかめが好きな方はさらに+5分してもいいかもしれません。

火を消し、安全ロックピンが下がったら蓋を開けます。中身は圧力でよく煮込まれた状態になっています。

これで圧力工程は終わりです。

お肉を取り出しハンドブレンダーでトロトロにします

一度お肉を鍋から引き上げます。ボウルなどに入れておきましょう。

ここでハンドブレンダーの出番です。

ブレンダーの先端にあるアタッチメントにブレンダーシャフトを接続します。そしてスイッチを入れたブレンダーを鍋に残った野菜に向けてカッターにかけていきます。面白いくらいに野菜の形がなくなり、煮汁に溶けていきます。

ブレンダー処理が完了したら、お肉をお鍋に戻します。

ルーとマンゴーチャツネを入れ10分ほど煮込んで味を馴染ませます

最後の仕上げです。
ルーとマンゴーチャツネ、お水50mlを入れ、中火で焦げないように煮込みます。その後、粘度の様子を見て水を最大50ml加えて調整します。

水分の量について
本来ルーの箱裏に記載されている水の分量は500mlですが、ここまで水分は、合計300~350mlしか入れていません。
(水150~200ml、赤ワイン100ml、トマトピューレー50ml)
圧力鍋を使っている関係もありますが、このレシピでは水分少な目で作るようになっています。あまり余分に水を入れると、全体の旨も薄まってしまうので注意が必要です。

5~10分ほど煮込んで完成です。

レシピは完成ました! 食べた感想

感覚的には本物に並びました

前回は“かなり美味しいカレーができた”という感想でしたが、今回は“JALオリジナルビーフカレーにかなり近いカレーができた”という評価となりました。見た目も似ています。

ルーの一口食べると舌先に若干のフルーツの甘みを感じ、一口噛むと圧力で柔らかくなった牛肉の旨みを感じます。後に残るのは玉ねぎの溶けた欧風カレーのスパイスの濃厚な味わいです。

このときはお酒を飲みませんでしたが、スパークリングワインを合わせたいです。

JALはレシピを公開してないので同じものを作ることはできませんが、私が食べたイメージには限りなく近いカレーになったと思います。

このカレーを再現するときのポイント

再現のポイント
  • S&Bのプレミアムディナーカレーのルーは欧風で似ている
  • 赤ワイン、トマトピューレー、マンゴーチャツネで味に深みを加える
  • 結果的に水は500ml使わず350ml程度の水分となる
  • 玉ねぎと人参はルーに溶け込ませる
  • 牛肉は肩ブロックを買って自分で大きめにカットする
  • 圧力鍋ハンドブレンダーを使用し仕上げレベルを上げる

なるべく簡単に、かつ、なるべくこだわって作れるレシピとなりました。今回は自画自賛です。

今回お勧めの調理器具のリンクを以下に貼っておきます。私が使用しているのは、T-falの圧力鍋とブラウンのハンドブレンダーです。

ぜひご家族や恋人に作ってあげてください。大好評間違いなしです。


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