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大企業の多くは会社のお金でセミナー・研修を受けられる

大企業の経理部門で働いていて感じるメリットの1つに、一般社会人向けに開催されているセミナー・研修に参加させて貰えるということがあります。

多くの企業では、会社負担でセミナーに参加させて貰えます。会社の業務に役立てることが前提にはなりますが、自分個人の能力向上が個人負担なしで適います。

私は積極的に利用していますので、今回はその社外セミナー・研修の制度についてご紹介します。

セミナーと研修の違いについて

いずれも平たく訳すと以下のような意味です。

  • セミナー…演習、講習会
  • 研修…学習すること

実際に職場で使われる場合についても、ここで言う意味合いについても、実際には同じような意味で使われています。強いて言うなら、自発的に参加するのがセミナー、課される形で参加するのが研修といったところです。

(この記事では、以下「セミナー」で統一します)

社会人が受けるセミナー・研修の内容

社会人向けに開催されているセミナーは、10時〜17時で設定されているものが多いです。午前か午後、半日で設定されているものもあります。

メジャーなビジネスセミナー

【ビジネス全般のセミナー】

【会計/経理関係のセミナー】

セミナーを主催しているのは、おおよそ以下の2つのうちどちらかに分類されます。

  1. 大手企業、業界団体等が開催する専門分野に特化したセミナー
  2. ノウハウを発信するコンサル主催のセミナー

多くのセミナーは前者のケースとなります。上述の「メジャーなビジネスセミナー」でご紹介したような大手企業主催は、セミナーの件数も多く品質も安定しています。各職種の専門知識からエクセルの上手な使い方まで、幅広く取り揃えてあります。

後者のケースは、業種や職種を問わず社会人としての基礎能力向上をターゲットとするセミナーで見かけられます(例:コーチングスキル、プレゼンテーション能力、コミュニケーション能力など)。

セミナー・研修の費用負担について

会社が負担してくれる費用

基本的には傾向が掴めると思いますが…

ここでの解説は私が把握する限り把握する全体像をざっくり捉えた情報になります。いずれもケースも例外はありますのでご留意下さい。

1日のセミナーで25,000円〜35,000円程度が相場でしょうか。半日のセミナーでも、あまり料金が安くなりません。

大企業の場合、所属する企業や部署によりますが、多くの場合で会社負担となります。

逆に、人材の育成に投資するリスクが大きいような中小企業だと、あまり積極的に会社負担でセミナーに行かせてくれません。

これらの高価なセミナーの費用を個人負担(自腹)するのは正直辛いものです。いくら自分のためとはいえ、コストを上回るメリット得られるかという点を考えると足踏みしてしまいます。

総括すると、人材育成の社風、適切な教育管理、資金力がある大企業は有利です。中小企業で難しいところは、専門知識が必要な間接部門の業務が属人化すること、職種ごとの最新傾向から離れてしまうところにあると思います。

セミナーは自分で選べるか

会社負担でセミナーを受ける場合においても、自分で好きなセミナーを選べるかというのはケースバイケースです。会社や部署によってそれぞれ異なります。

  • 業務上必要な特定のスキルを習得すること上司に下命されて受ける
  • 必要だと感じたスキルを身につけるために上司に進言して受ける

例えば人事異動などで他部署から移ってきた部下に、早い業務の習得を期待して上司が指定したセミナーの受講を下命することがあります。その場合、当然部下は、上司に選ばれたセミナーを受けることになります。

一方、経理や人事、法務といった間接部門によくあるのが、セミナーの一覧が回覧され、希望のセミナーがあれば受講を申請できるケースです。間接部門は、業務上必要な専門知識を実務で学ぶ(On the Job Training)ことに加え、関連する法制度や規則を学ぶ必要があります。

「実務は職場で覚える」ということは非常に重要で不可欠なものですが、それを「補完する知識をセミナーという形で外から取り入れる」ことでバランスの良い人材となります。

同じセミナー受講者でもそれぞれの事情で参加

私がつい先日受けたセミナーは、全体で30名程度の参加社がいました。3〜4名に分かれてグループワークをする時間が織り込まれており、冒頭で自己紹介を行いました。

そこで改めて分かったのは、同じセミナー参加者でも自薦、他薦の両方のパターンがあるということです。

私ともう一人の方は自分でセミナーを見つけ、希望して受講をしていました。ある一人の方は会社から強制的な受講、もう一人の方は社内研修の1つとして組み込まれていたということでした。

セミナー・研修は使ったもん勝ち

セミナーに参加する日は、ほぼ一日外出することになります。そのため、実質的に自社の通常業務をすることができなくなると思った方がいいでしょう。

人によっては「セミナーを受けると自分の仕事が進まなくなるという理由」で受講を敬遠する方がいます。

しかしそれはやはり“もったいないこと”です。

忙しいタイミングのなか無理してセミナーを受ける必要はありませんが、可能な範囲で業務を調整し積極的にセミナーに参加するのが賢明です。

自分がこの先ずっと使える知識を、会社のお金で習得するチャンスを貰えるのです。もし仮に、あなたの姿勢次第でセミナーを受けさせて貰える環境だとすれば、チャンスだと思って受講する癖を付けましょう。知識と共に自分の市場価値も上がります。

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