今回のキーワード 経理 派遣 大企業 おすすめ ジャスネットスタッフ テンプスタッフ
経理の派遣登録はどこがおすすめか? どういう基準で選ぶべきかで悩んでいる方は参考にして頂ければと思います。
もくじ
派遣登録する前に知っておきたい情報
私の会社での派遣社員の就業環境
私の会社の経理部門では人材派遣会社と契約を交わし、派遣社員の方に職場で働いてもらっています。
全体で120名ほどの私の会社の経理部門の人員構成は以下の通りです。
社員(総合職) | 35名 | 30% |
社員(一般職) | 30名 | 25% |
嘱託社員 | 15名 | 12% |
派遣社員 | 40名 | 33% |
合計 | 120名 | 100% |
また、嘱託社員は、派遣社員として契約期間を終えたのち、直接雇用に切り替えた方々です。
計55名(全体の45%)ほどが派遣会社を通して私の会社で就業するご縁を頂いています。
経理の経験はどの程度必要になるか
結論からいうと、私の企業のような大会社である程度の規模がある経理部門以上の組織であれば、未経験者でも十分採用することがあります。
派遣社員の方に必要なのは、指示された作業を確実に実行する能力です。
簿記2級程度の知識があるとよりよいのは間違いありませんが、あとからでも勉強してもよいと思います。派遣の方に期待されている仕事は、経理の知識を前提とした判断業務ではなく、
私が普段から派遣社員の方に対して感じることは、経理の知識よりも人柄や仕事に対する姿勢が大事だということです。
資格があっても一緒に働けない人も多いです。それよりも、職場の仕事を覚えて周りと協調性を持って働ける人の方がよっぽど必要とされています。
【関連記事】圧倒的な差に繋がる就職活動のための 簿記3級 簿記2級
登録する派遣サービスを選ぶ際に最も重要なポイント
4つの派遣サービスを紹介しますが、どれも求人数が一定数あり実際に私の会社で派遣契約の取引がある企業のものです。
少し派遣就業の経験がある方はご存知かもしれませんが、企業側は一人の求人を出すにしても、複数の派遣会社に対して募集の依頼をします。募集条件に合う人材をいち早く提供してくれた企業と契約を行います。
つまり、「派遣サービス」は派遣を依頼する企業側の信頼のある大手を選ぶ以外の選択肢はないということです。
究極的には以下の2点ほど留意すれば、派遣登録から就業までを迷うことなく進めやすくなります。
- 経理の求人が集まる大手サイトに複数登録すること
- 自分の担当になる派遣会社の担当者が信頼できそうであれば優先する
派遣サービスそのものは、大手のものであれば仕組みそのものに大きな差があるわけではありません。ただし、自分についてくれる営業担当者は重要です。
適切に就業する会社の募集案件を提示してくれる担当者であれば、あたなと企業をミスマッチなくセッティングしてくれます。派遣先の職場でトラブルがあったとき、スピーディに問題を解決する担当者であれば安心して働くことができます。
派遣サービスに登録したあとには派遣会社で面談をすることになると思いますが、その担当者の方の印象をよく覚えておきましょう。
おすすめ派遣サービス2選
ジャスネットスタッフ
経理に特化した派遣サービスといえばジャスネットです。
派遣紹介以外にも、転職支援サービスも行っていますが、こちらも会計、税務、経理、財務分野に特化した高い専門性が売りになっています。
未経験者向けの参考資料が充実しているので、これから初めて経理に関する仕事をしたいと考える方にもおすすめです。
エージェント登録者は登録期間中であれば「WEB動画講座|経理実務の学校」のなかにあるAccountant’s Library [プレミアムプラン] が無料視聴できます。
エクセル・簿記3級・簿記2級を学べる動画があるので有効活用しましょう。
テンプスタッフ
テンプスタッフは大手派遣会社であるパーソルテンプスタッフが運営する派遣サービスです。通称「テンプ」と呼ばれ、日本における人材派遣サービスの創始者とされています。
企業側にも「派遣といったらまずテンプ」と考える担当も多いです。大手企業にとっても安心の取引先となっています。
派遣業に関するあらゆるノウハウがあることが安心感を生み強みとなっています。
おすすめ派遣登録サイト
リクナビ派遣(求人サイト)
上記で紹介した2サイトは、派遣サービスそのものになります。Webで登録した後、運営している会社と面談等ですり合わせを行い、マッチする募集に対する採用の準備を進めます。
純粋に派遣案件の参照をしたいときは、求人サイトであるリクナビ派遣が用途に合っています。
複数の派遣サービスの求人を一括して検索ができます。
ただし、各派遣サービスそのものに比べると、出たばかりの求人の紹介スピードが劣っていたり、営業担当者がつかないことによる職場とのアンマッチがリスクです。
いずれも登録は無料なのでチャレンジするべき!
派遣会社は、登録者(あなた)からお金を取るわけではなく、成約先(派遣先)の企業から手数料を徴収します。
“やってみたい”気持ちがあって、最低限の時間さえ確保できるならチャレンジしてみて下さい。
- 満足する職場に縁があれば言うコトなし!
- 納得感のない職場しか見つからなくても、過程で得た情報は次の行動に活かせる!
派遣で働くことは、正社員で働くことに比べて福利厚生面での待遇が劣ります。しかし、心身の負担が少なくや仕事内容を選べることが最大の強みです。
この仕組みをいかに有効活用し、自分のキャリアを形成するかが大事です。