サントリーの山崎蒸留所を見学した際、在庫があれば多くの方がお土産で買う限定のシングルモルトがあります。今回は、開封し試飲してみたので記事にしてみます。
なお、蒸留所見学時の記事は以下をご参照下さい。
山崎蒸留所限定のシングルモルトを買う
山崎蒸溜所のお土産で、もっとも人気があるアイテムの1つが「サントリー山崎蒸留所 シングルモルト ウイスキー」です。
- 原材料 モルト
- アルコール40%
- 容量300ml
- 1,440円(2018年当時)
- 購入は1人1本まで
小さいながらもキャップにコルクが使用されていてカッコいいです。
サントリーの国産ウイスキーは、2016年前後から始まる国産原酒の枯渇によって、なかなか消費者の元に届かない状況です。せっかく蒸留所まで見学に来たからには、手に入れたいという方が多いのではないでしょうか。
これを手に入れるためには、入荷しているタイミングでショップに行くことに尽きます。その入荷タイミングについてスタッフの方に聞いてみたところ、そればかりは不定期で分かりかねるということでした。
私から唯一伝えられる購入のコツは、蒸留所に到着したときにチェック、帰る前にまたチェックと時間をずらしてショップを覗いてみるということです。営業時間中でも入荷があります。私も見学を終えた帰り際に購入することができました。
特に単一の蒸留所で作られる大麦を原料とするウイスキー(=シングルモルト)の人気は凄まじく、量販店に並べばその日のうちに売り切れるのが常です。
今回は、自分の土産として買ってきた1本を開封しましたので、試飲してみたいと思います。
山崎蒸留所限定のシングルモルトを試飲
今回はレギュラーボトルのNAと比較
ちょうどうちにレギュラーボトルのNAもあったので、両方を試しながら限定ボトルを紐解いていきたいと思います。
両方をグラスに移し、並べてみます。まず色、全然見分けが付きません。
そして香りです。何度か交互に香りを嗅ぎ比べてみましたが、残念ながら私にはほぼ違いが感じられませんでした。主観になりますが、バニラ、シナモン、ウッディといった山崎らしいキーワードが浮かびます。
続いてストレート、そしてトワイスアップでテイスティングしていきます。
まずは先に限定ボトルの山崎です。
こちらはアルコールが40%と、レギュラーボトルの43%より低く仕上がっています。そのため少し柔らかい口当たりになるかなと思っていましたが、少々予想が外れました。モルト感とアルコールがしっかり感じられます。
続いて、普段から嗜んでいるレギュラーボトルを飲み直してみます。
いつもの山崎です。やはり、久しぶりに飲んでもなかなか良いです。
味の系統は、直前に飲んだ限定ボトルと同じです。しかし少しだけ飲みやすさを感じます。アルコール度数はこちらの方が高いので意外でした。ブレンダーにより飲みやすさを追求されているのでしょう。
総括すると、本当に若干の仕上がりの違いを感じますが、限定ボトルもよく“山崎”の特徴が出ていて思います。話題性も含め、蒸留所のお土産としてぴったりですね。
ハイボールはさすが山崎の安心感
テイスティングを終えたあとは、限定ボトルをハイボールで頂きました。ショップで買ったマドラーが雰囲気を盛り上げます。
ナッツやゴーヤチップスを合わせてみました。組み合わせは最高でしたよ。山崎蒸留所を見学される方、お土産を検討される際の参考になればと思います。
以上「山崎蒸溜所見学のショップお土産は限定のシングルモルト」でした。