【得する趣味】ポイントサイトの使い方

’19年5月52席の至福をブランチコースで堪能してきました

西武鉄道が運行する、旅するレストランこと「52席の至福」は、走る専用の列車の中で食事を楽しみながら景色を楽しめるサービスです。

西武 旅するレストラン 52席の至福 – 西武鉄道

ブランチとディナー、2つのコースがあり、私は今回ブランチのコースを楽しみましたのでレポします。満足度はとても高かったですよ。

52席の至福はブランチコースとディナーコースの内容が違う

ブランチとディナー 基本的なコース概要と予約方法

52席の至福は、1日に1回だけ往復する特別な列車に乗りながらコースの食事を楽しみながら移動できるサービスです。西武新宿駅か西武池袋駅(日によって異なります)を出発し、西武秩父駅へ片道約2時間半かけて終点の秩父駅まで走ります。

往路はブランチコース、復路はディナーコースとして設定されており、サービスの内容と料金が異なります。

ブランチコース 池袋駅 or 新宿駅発 10,000円(税込)
ディナーコース 秩父駅発 15,000円(税込)

ディナーコースの方が、5,000円ほど高くなりますが、食事の終わりに楽器の生演奏が行われ、お土産にちょっとしたお菓子等が配られます。

ブランチコースは午前発の「行き」、ディナーコースは午後発の「帰り」と設定されているため、目的や旅程に合わせて選びましょう。

いずれのコースも、往復の乗車運賃とコース料理とソフトドリンクが含まれた料金設定となっています(ディナーコースはお土産も含む)。

なお、列車内で飲むお酒とお土産代金のみ当日精算(現金か交通系電子マネーのみ)となりますのでご注意下さい。

片道は自分で一般の西武線を使って移動します

当日のみ有効となる往復の乗車券である西武線1日フリーきっぷが付いています。ブランチコースの方は復路、ディナーコースの方は往路について、ご自身の都合に合わせた時間の通常列車で移動することになります。

なお、予約は公式サイトから簡単に行えます。

特に人気なブランチコースの予約は争奪戦

2つのコースのうち、特に人気なのはブランチコースです。

ブランチコースは人気が高く、予約開始から1~2日程度で全席埋まってしまうことが多かったです。人気の日付は、特にすぐ完売になっています。

※月代わりのご旅行日程の申込受付は、毎月第2木曜日の8時00分から開始いたします。

ホームページには上記の通り案内がありますが、補足します。

毎月第2木曜日の8時00分から、3ヶ月後の月(一か月分)の予約枠が開放されます。現在予約サイトを見ると、以下の通り脚注に記載されています。

2019年9月期の申込受付開始は6月13日(木)8時00分~を予定しております。

予約したい日が決まったら、事前にパソコンやスマホの前で待機して予約競争に参戦しましょう。

52席の至福 ブランチコースを堪能してきました

西武新宿駅から乗車して秩父駅へ

事前に届いた大きめの封筒には、乗車券のほか各種案内が入っていました。

簡易なものですが、秩父のガイドブックも付いていて楽しみが増してきます。

そして当日、案内に記載の通りの時間、対象の駅に向かいます。52席の至福の出発駅は、西武池袋駅・西武新宿駅の2つのパターンがあるので、自分の元に送られてきた案内を確認しておきましょう。

乗り込むとお土産に持ち帰れるコースターがセットされています。コースターの柄は自分の座席記号と一緒で、どの柄になるかはお楽しみです。

さぁ、楽しい旅の始まりです。

ドリンクはお目当てのイチローズモルト

この旅で私が楽しみに非常に楽しみにしていたのが、限定のウイスキー「イチローズ・モルト「52席の至福」プライベートボトル2018」を楽しむことです。

長く広がるドライイチヂクのような穏やかな甘さと、フレッシュミントを思わせる生き生きとした香り。口の中で優しく溶けて、心地よいシェリー樽由来の重厚な香りがいつまでも余韻を残します。まずは是非、ウイスキーそのままの風味をお楽しみください。

1杯目はロック、2杯目はハイボールで堪能させて頂きました。

イチローズモルトらしい飲みすいバランスに加え、シェリーの甘み、旨みがしっかり詰まったボトルでした。色もとても素敵で、気分が上がります。

写真の私もかなりご満悦です。

実はディナーコースでは、2019年1月乗車分以降、コース予約時にこのボトルを1本買うことができるとリリースがありました。

イチローズ・モルト「52席の至福」プライベートボトル2018をボトル販売します!|フーズチャネル

私はブランチコースなので申し込みはできませんが、車内でスタッフの方に売れ行きを聞いてみたところ、完売中(2019年5月現在)とのことでした。

オークションでも数倍に価格が高騰しており、このボトルの人気は相当なものであることが伺えます。

改めてホームページの予約画面脚注をチェックすると、以下の記載がありました。

※イチローズ・モルト「52席の至福」プライベートボトル2018および、「クスダ シラー」「クスダ ピノ・ノワール」は限定商品のため、予定販売数量に達した場合はお申込みいただけません。(申込画面に表示されません。)あらかじめご了承ください。

このボトルの購入目当ての方は、申し込み時点のページ下段の表示をチェックすることが必須になります。申込み時点で、購入の選択ができない場合は品切れということになります。

ブランチのお食事はフレンチコース

さて、お楽しみの食事はコースになっています。

前菜は「秩父産卵のエッグベネディクト 春の息吹」です。プレートはオシャレに盛り付けられています。凝っています。

 

二皿目は、上の画像だと分かりにくいのですが、魚料理になっていました。「鯛のブレゼ 桜海老とレモングラスのブルーテ」です。たっぷりのソースと、クスクスが添えられています。

そしてメインはお肉料理「牛肉のペルシャード マデラソースとともに」です。一言、美味いです。見た目にも綺麗なのがまた気分が盛り上がります。

そして何より、一番良かったのはスイーツです。狭山抹茶のカタラーナ 苺とココナッツの泡仕立て」です。このココナッツの泡は、生クリームのようにふわっとしていて食べていて楽しかったです。

各月の食事については、公式サイトにも載っているので事前にチェックをしておきましょう(予約時点では分からないです)。

食事について|西武 旅するレストラン 52席の至福 – 西武鉄道

車両内の様子と調理風景

ここで改めて車両内の様子をご紹介します。基本的には、座席は余裕のある作りとなっており、狭さは感じません。

先頭車両は何もない空間となっており、スタッフの方に聞いてみたところ、結婚式等で使われるようです。貸し切りで結婚式を挙げている方もいるんですね。驚きました。

そして後方車両に向かうと、シェフの方々によるオープンキッチンがありました。このときはデザートの盛り付けをされていました。

聞いてみると、仕上げはすべてここで行っているようです。下処理などは発車前に事前に行っていると思いますが、それでも提供される料理のレベルは非常に高いと感じます。

観光を兼ねた移動する食事会です

忘れていけないのは、ここは移動する車内ということです。秩父に向かって走るにつれ、窓の外は自然の木々の爽やかな景色になっていきます。

乗車中2回ほどアナウンスがあり、外を見ると駅丁舎から社員さんたちが外に出て手を振って歓迎してくれます。これも非常に嬉しいサプライズでした。

芦ヶ久保で一時下車

食事を終えたあたりにある芦ヶ久保(あしがくぼ)駅にて30分弱ほど一時下車する行程になっています。

時間もあまりないので、ここでは駅前にある道の駅でお土産を見たり、軽い散歩をする程度になるかと思います。

このタイミングで、乗ってきた車両との記念撮影をしてもらえます。

スタッフからのメッセージを貰い終点の秩父駅へ

旅のゴールが近づいたあたりで、最後にスタッフの方からプレゼントがありました。

この旅の車中で実際にお世話になった方々からのメッセージカードです。

些細なものではありますが、手書きのメッセージは嬉しかったです。日付入りで、乗車した号車、席番号まで記載があるので、旅の思い出にぴったりのお土産になっています。

そして、これを受け取ったあとは、惜しみながらも下車となります。

秩父駅は比較的綺麗になっており、このときは芝桜のシーズンだったのでそのポスターなどが貼られていました。

このあとは、芝桜を見たあとに、奥武蔵休暇村に宿泊しました。

52席の至福は価格以上の満足度を得られる

この旅で気を良くした私たちは、帰宅後に他の車内で食事や地酒を楽しめるレストラン列車を調べてみましたが、52席の至福以上に内容と価格のバランスがいいプランを見つけることができませんでした。

類似の他社サービスより、西武鉄道の商品が頭1つ抜きに出ているということでしょう。帰宅後でさえ「また行きたい」と思わせてくれる内容でした。

以上、「52席の至福をブランチコースで堪能してきました」でした。

ポイントサイトの活用術

「ポイントサイト」を一言で表すとウェブ広告の集合サイトです。

経由してECサイト利用やヘアサロンの予約を行うことでポイントが貯まります。