今回のキーワード 新卒 就職活動 自己分析
新卒で経理を志望した私の就職活動の全体像を解説します。
この記事は就職活動の~自己分析編~【2/4】です。大学三年生の秋から冬(10月~翌年3月くらい)の話です。
2019年卒の方でいうと、大学四年生の春(年明け~5月くらい)だと思って読んでみてください。
自己分析は評判のいい書籍を参考にしました
自己分析とは何をすること?
誰にとっても新卒の就職活動は初めてのことだと思うのですが、私も例に漏れずに手探りでのスタートとなりました。
合同説明会イベントで、企業・業界研究のきっかけを掴んだことは前に進んだ実感がありました。
一方でそれ以外に、何をすべきかがはっきりと分からなかったのですが、インターネットで情報収集をした結果、“自己分析”たるものを実施すべきだということがわかりました。
最初は「自己分析って何? 参考程度に自分の志望を整理すればいいの?」程度に思っていたのですが、ある意味、誰もが必要な作業だということがわかりました。
自己分析とは(マイナビより)
なるほど・・・。要はこういうことか、と理解しました。
- 自分の希望する業界・企業を絞るために自分の趣向を確認する作業に加え
- 選考においてエントリーシートや面接で自分がアピールすることをまとめる作業
選考を受ける企業を選ぶことと平行して、”自己分析”することで選考に備えるということでした。つまり、就職活動の準備そのものですね。次はその具体的なやり方を知る必要があるということになりました。
私は「絶対内定」シリーズの書籍を参考に“自己分析”しました
就職活動に関する書籍の人気ランキングで、必ず上位にランクインしている「絶対内定」シリーズが目に留まりました。私はレビューを複数見てから本を選びますので、このときもよく吟味してから決めました。
最終的に使用したのは、シリーズのうちスタンダードな二冊のみです。
◎「絶対内定_自己分析とキャリアデザインの描き方」
◎「絶対内定_エントリーシート・履歴書 」
絶対内定の自己分析の手法に従って自分の半生を振り返り、自分の強みや売り文句、希望すべき就職先を選ぶ基準を整理しました。
- あまり意識したこはなかったが、自分はチームの調和を重視する性格だった
- 高校時代の部活動は運動部、大学時代のサークルは俳句研究会で文武両道
- 趣味は作詞、読書と筋トレで、興味の範囲と方向性がバラエティに富んでいる
- 業績に安定性があって、給与が高い会社(大企業)がいい
- やっぱり会計士試験を諦めても、会計(経理)に関する仕事がしたい
まだ就職活動を始めてない人や始めて間もない方はわかって頂けると思いますが、こうやって自分を明らかにできるってすごいことですよね。たった5行ですが、誰もがこれを完成させるのに苦心するわけです。
「自分はどんな会社に就職したいんだろう」
「自分はそんなにすごい経験してきたわけじゃないからPRが苦手」
どうしたらいいかわからなくなったり、書いては違和感を覚え書き直したりする人は、“素直な自分”を絶対内定のような本のフローに従って書き出し、本音ベースで主張できる分析結果を得たほうが早いと痛感しました。
△「絶対内定_面接」「絶対内定_服装・マナー」
選考を受ける企業を選ぶ過程は楽しい
選考を受ける企業を選ぶのは、楽しかったです。このときは説明会等でいいなと思った企業に入ることを想像したり、夢が膨らむ時期でした。
- 合同説明会(夏の就職活動のキックオフ時以降も、2回くらい参加)
- 自所属の大学で行われる説明会(うちの大学で開催する企業は少なくあまり参加できず)
- 企業個別の説明会(これは日程が許す限り興味ある企業に行きました)
- OB訪問(興味ある企業のOBに3人程度訪問しました)
今思えば、OB訪問はもう少しやった方が良かったですね。これは早期にアポ取りや段取りをしないと、日程の調整が付きにくいときに結局実行できなくなります。
特に知らないOBにメールや電話をするのは、学生にとって勇気が必要ですが、そこは自分の人生がかかっているので度胸をもってやりましょう。
OB訪問は、公の場とは違い、平均などの統計的な数字ではなく、本人の働き方や残業時間、やりがい、年収等を聞けるので参考になります。そればかりやっていても仕方ないですが、自分の将来の参考になるサンプルになります。
次回は、 ~ES編~ です。私の書いたエントリーシートの内容について書きます。
【1/4】新卒で経理を志望したトミーの就活~就活スタート編~
【2/4】新卒で経理を志望したトミーの就活~自己分析編~