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新卒 総合職 経理|エントリーシートや面接の準備をする

今回のキーワード 新卒 総合職 経理

私は、新卒で上場企業の総合職として入社し、経理部として一通り部内のローテーションを終えました。企業の採用は、総合職と一般職に分かれていることがあります。また経理における総合職についても解説します。

新卒の総合職で経理に配属されるということ

総合職採用とは? 一般職との比較から定義を確認

(大辞林 第三版より)

総合職=企業で、主に日常的業務以外の、企画の立案など総合的判断を要する業務を行う職務。転勤などがあるが、管理職につながる。

一般職=企業で、主に日常的業務のみを行い、転居を伴う人事異動がなく、昇進・昇級に限度がある職。

職種別採用でない場合、どちらも様々な部署に配属される可能性があります。両者の違いは、勤務地に関する就業規則や、任される仕事における職責や役割だということがわかります。実際にはそれに伴い、待遇(給与)や住宅手当も異なります。 詳細に確認される際は外部リンク下記も参考にしてみてください。

総合職と一般職、どう違う?(エン転職より)

新卒の総合職はどのような部署に配属されることになる?

その企業がどのような事業を経営しているかによりますが、その会社にあるあらゆる部署に配属される可能性があります。

営業、営業事務、物流、システム、経理、法務、総務、購買、マーケティング、設備、商品開発、研究、etc・・・

製造業やインフラを扱う企業の採用HPを見ると多いのが、総合職(事務系)、総合職(技術系)と分かれているパターンです。この場合、研究経験のある理系の学生を技術系として採用し、その知識が役立つような設備、商品開発、研究といった部署に配属させることを想定し、それ以外を事務系として区別して採用しています。

  • 総合職(事務系)・・・営業、営業事務、物流、システム、経理、法務、総務、購買、マーケティング…
  • 総合職(技術系)・・・設備、商品開発、研究…

【関連記事】新卒で経理部に配属される企業は|3つに分類した業種で整理

上記参照記事や、以下でも触れていますが、経理に配属される人数は少ないです。しかし、大企業では、数人でも毎年配属されている企業が多いです。特に経理希望で入社した総合職は、企業側もそのつもりで採用しているので、希望が通り経理に配属されることが多いと言えます。 ただし部署に空きがないなど、希望が通らないこともあるので留意が必要です。

私は総合職で入社し、実際に初任から経理に配属されています。 実感としても、製造業(メーカー)、商社、小売りと各業種でも上記傾向は変わりません。

総合職で経理を希望する

希望人数が少ないためライバルが少ない

「入社したら何をしたいですか?」

「入社後、どのような仕事であなたの強みを活かしたいですか?」

就職活動では必ず聞かれる質問です。 その際にはどのような職種で働くかを考えておく必要がありますが、文系の学生の多くは、営業新商品開発マーケティングを想定(もしくは希望)する方が圧倒的に多いと思います。それらの職種は学生がイメージし易いうえに、実際に人数割合が多い部署であるからです。ご自身の友人や、集団面接で他の人の志望を聞く機会があれば、それは顕著にわかると思います。

そこで経理を希望するということは、マイノリティ(少数派)であるため、競争で有利になります。ただし、その際の志望動機に納得感がないと、逆に経理を含む内勤系の職種を希望することがネガティブ(消極的)なイメージを与えてしまうことがあります。つまり、他の人と違う仕事を希望するのであれば、他の人と違う仕事を希望するに至った経緯があるはずで、それが積極的(ポジティブ)な理由でなくては採用されないです。

では、その納得感のある志望動機はどう考えるべきかを整理します。

総合職で経理を志望する際のエントリーシート・面接の準備

エントリーシートにおける志望動機のポイント

検索エンジンで、「経理 志望動機」等で検索すると、エントリーシートの記載事例がいくつか見つけることができると思います。どう書いたらわからないとき、他の人の事例を参考にしたくなるというのはよくわかります。しかし、それを繰り返すなかで「あまり自分のエントリーシートに転用できそうなものがない」「一般的なこと、当たり前のことばかりで説得力がない」といったことに気づくはずです。これは当たり前のことで、なぜなら・・・

  • インターネット上に出ている事例は、多くの人参考になるような一般的な事例が掲載される傾向があります
  • 何より“あなたのバックグラウンド”や“あなたの性格や考え方”が反映された志望動機ではないからです

就職活動における採用の決め手は、分かりやすい他の学生との差別化本人から受ける納得できる説得力です。インターネット上の事例は、あなたがそれを読んで感じる通り、決め手を欠いていることが多いです。

重要なのは、採用されやすい志望動機を探すより、“あなた”が書くことで説得力を持つ志望動機を考えることです。 ここでは、そのポイントとなるチェック項目を列挙します。志望動機の文章案を考える際の参考にし、文章ができたら、改めてこのチェック項目を満たしているかを確認してみて下さい。

チェック項目
  1. 志望するに至るきっかけになったあなたの経験(家族、学校、趣味、就職活動)
  2. その経験が経理志望に繋がった理由(必ず素直に考える)
  3. 経理で活きると考えるあなたの強みを培ったエピソード

この3つ項目を満たせば、必要な中身は十分となります。あとは文章を推敲し、構成や表現、加筆修正すべきポイントをブラッシュアップするだけです。その作業は、大学の先輩やキャリアセンターで他の人にもぜひ見てもらってください。こうするともっといい、という意見をきっと貰えます。

面接における受け答えの準備

エントリーシートで“あなた”の経理に対する志望動機ができたら、そこで聞かれたことを適切な時間で素直に答えるだけです。しっかり考えた志望動機は、面接では何より頼りになるあなたの味方です。模擬面接も含め、慣れは必要ですが、何を話すべきか決まっているというのは、強い武器になります。

志望動機に関して受ける質問のなかで、想定できる代表的な質問は、「なぜこの数ある会社からこの会社を選びましたか?」といったものです。つまり、企業に対する志望動機です。エントリーシートの文字数が多い場合、あらかじめこれも記載しておくとよいです。

経理を志望するあなたが、なぜその会社を選ぶのか。 その答えは、割とシンプルに答えることができます。

  1. その会社の事業に興味があり、それを経理面から支えたいと考えるから
  2. その会社の経理には、挑戦したいと考える経理業務があるから
2.のように答える場合、その会社にありそうな経理業務をあらかじめ知っておく必要があります。会社説明会やOB訪問で聞いてしまうと早いです。

説得力を持たせるポイント
その会社がどのような事業展開をしているかを知るということは、本当に大事です。 「会社に入ってどんなことに挑戦したいか」という問いは、採用側からすれば、その学生の考え方や能力を計り知るシンプルで有効なものです。

そこで、事業展開から推測できる、その会社に存在する経理業務に対する興味や、そこで活かせる自分の強みを話すことができれば、ほかの志望者とは差別化ができます。多少その認識が間違っていても大丈夫です。採用する側からすると、事業の理解とその応用ができるといった差別化こそが採用する理由になるからです。

一方、過度な企業研究は不要で、デメリットも多いと感じます。 企業サイトやOB訪問で興味が出てくると、その会社が魅力的に思えてつい自分が就職したあとのことばかり聞きたくなります。 しかし、企業選びの参考になる情報以上のことを聞いても、採用選考そのものでは活用できません。また、具体的な職場環境は配属された周りの人間に大きく左右されるので、気にしていても仕方ないです。

事業の内容を正しく理解するための情報はしっかりおさえ、職場の環境は必要最低限を心がけてください。

【関連記事】大企業の経理部の仕事とは|6つの機能と2つの役割

新卒の総合職で経理を志望する方へ

新卒で経理に配属をされるということ、またそのための就職活動におけるポイントを整理しました。 経理を希望する少数派になるということに、不安や悩みを感じる方も多いと思います。しかし、安心して自分の信じる就職活動をしてほしいと思います。

一言で経理と言っても、その仕事は多岐にわたります。そして、営業だろうと経理だろうと、出世はします。 営業の部門長、担当役員がいるように、経理にも部門長、担当役員、そしてCFO(最高財務責任者)という役職が存在します。 どちらの道を選んでも、周りに認められる働きをすれば昇格します。そのことをあまり心配するより、自分が前向きに働ける職場で、自分の能力や知識を活かしてはたらくことが大事です。

私は大企業の経理部で働いていますが、経理が好きです。 社会人にとって、仕事を好きになれるということほど強いものはないと思います。誰かにとって、このサイトがそのきっかけになればいいと思います。

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