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経理の面白さ(税務編)|仕事内容の理解と志望動機の参考に

今回のキーワード 経理 仕事内容 税務

私は、新卒で上場企業の総合職として入社し、経理部として一通り部内のローテーションを終えました。 ここでは企業の経営の根幹にあたる「税務」の業務についての説明と、就職活動に際してのアドバイスをまとめます。

「税務」の仕事内容とは

企業の税金に関すること

すべての企業には税金が課されます。代表的なものは、法人税、法人住民税、事業税、消費税です。主にこれらを計算し、納付するのが税務担当の仕事です。

企業に課せられる税金は複数ありますが、利益に応じて課税されるもの、事業の規模等で課税されるもの、その種類は様々です。ものによって計算の複雑さも幅がありますが、どれも制度の理解と専門知識を必要とします。

企業にとって支払うべき税金を確認し、必要な情報を集めて計算することが求められています。情報は、社内の関係部門に事前に手配しないと手に入らないこともあります。社内事情の理解とコミュニケーション能力も求められる仕事です。

  • 法人税・・・利益をもとに計算される所得に応じて計算
  • 住民税・・・所得や事業規模(人数等)に応じて計算
  • 事業税・・・所得や資本金、給与、賃借料等に応じて計算
  • 消費税・・・受けとった消費税と支払った消費税等に応じて計算

ほかにも企業に課される税目は複数ありますが、主には上記の4つになります。

基本的な税金の計算、納付以外に大事な仕事があります。それが、税務リスク対応です。具体的にどんなことをするか、イメージしにくいかもしれませんが、つまり税法の違反や脱税として指摘されないような企業の体制を構築することです。

  1. 税務署や国税庁が自社に税務調査が入ったときに窓口として対応する
  2. 普段から税務調査に耐えられるような適切な会計処理を周知する
  3. 海外取引があれば、適正な金額の取引で行うよう留意する

税務調査とは、数年の間隔を空けて行われます。調査が入った年は、税務担当の業務は負担が増加します。

実際の職場ではどのようなことをするか

  • 決算で計上すべき税金の計算(計算に必要な情報の収集)と納付
  • 税務調査官の対応と税務に留意した会計処理の周知
  • 組織再編(M&Aや事業譲渡など)等の大型取引の税務処理の確認

代表的なものを列挙しました。税務は事業経営そのものの影響以外にも、税制の影響も受けるため、会社に関係のある法律の変更をタイムリーに把握する必要があります。

税務を行う担当者や税理士向けに、そのような情報をまとめた機関誌等でニュースを確認します。

税務の面白さと志望動機

税務の仕事の魅力とは

税務は、基本的な会計知識の理解と税法の理解、両方が備わっていないと、適切な対応ができません。経理部門のなかでも専門性の高い業務といえます。税法は、ほかの会計基準と違い固有の考え方(課税の公平)に従って制定されており、社会の動きに伴って毎年、国会で改訂されています。

たとえば・・・

2018年(平成30年)の税制改正では、仮装通過の流通に伴いそれに伴う会計基準や税制の取り決めがありました。企業の給与底上げを促すため、所得拡大税制(平均給与が基準以上上がると法人税が減税される)も更新されました。

勉強が必要な業務にになりますが、その分、税務ができる人間の信頼感や発信力は強いといえます。適切な税務が行われていないと、企業は業績においても、その社会的地位においても大きなリスクを抱えるからです。

“やりがいがある”と感じられたでしょうか。

税務担当者の会社貢献の例

  • 税務面でリスクのある取引を発見し、調査で指摘される可能性が高い

≫取引部門にその事実を説明し、適切だと考えられる形に変更を促す

  • 減税の特例を受けるためのある基準を満たすまであと少しの状況となっている

≫事業経営を妨げない範囲で税額が減るのであれば積極的に適用を受けられるよう働きかける

税務は社内では主に“適切に計算して税金を納める”という重大な役割があります。しかし、有効に使える税制を確認し積極的に活用することで、企業の経営の自由度を高めることに繋げる事ができます。

志望動機をどう考えるか

新卒で税務を志望する方は少ないと思いますが、採用側に経理に関する関心が本物であることを理解してもらう必要があります。税務を志望しているのが、思い付きではないことを示すため、会計(or簿記)の理解があることを説明する必要があります。

説得力がないと、税務という企業経理のなかでもニッチなパートを担当したいと言っても悪い意味で“変わり者”扱いされてしまうリスクがあります。順序だてて、自身の経験から簡潔かつ丁寧に説明する準備をしましょう。

転職市場で税務を希望する方は、それなりの経理経験が求めれるかと思います。基本的な経理知識の理解をアピールし、「次のステージとして税務に挑戦したい」という意欲を伝えましょう。

「税務」を担当するにあたっての準備

書物による勉強や資格試験について

  • 日商簿記検定1級
  • 税理士試験
  • 法人税を簡単に解説した書籍

前述の通り、実務を行うにあたり、税務は会計と税制の幅広い知識を必要とします。そのために資格試験で勉強しようとすると「日商簿記検定1級」や「税理士試験」といった難関試験を受けることになります。

入社前であれば、無理せずに、法人税を扱った簡単に概要を理解できる本を1冊読めば十分だと思います。

経理の実務をご紹介(税務編)|職場のリアルな風景

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